今週の総合診療セミナー_20171013

今日のセミナーは山口先生の機能性ディスペプシアについてです。総合診療部の外来では頻度の高い疾患なので取り上げていただきました。診断基準であるRomeⅣの基準を再確認しました。病態生理は胃の運動障害と内臓知覚の過敏、ピロリ菌の影響、腸内細菌叢の変容、十二指腸の炎症、心理社会的問題が原因として挙げられました。治療の方針を疾患診療ガイドラインとup to dateから比較して勉強しました。up to dateでは三環形抗うつ薬を試すとあったのが新鮮でした。SSRIはプラセボと比較して効果の差がなかったそうです。患者さんは自分がなんの病気か不安になっているため、大丈夫と安心させることが重要とおっしゃっていました。

その次に総合診療部カンファレンスをおこないました。
30歳代女性
4日間続く発熱で受診されました。
近医にて咽頭発赤を指摘され、抗生剤処方を受けるも改善なく紹介となりました。症状は頭痛と腰痛です。膠原病を心配し受診されたそうで、今後の見ていくポイント説明し、安心してもらいました。大学病院を受診している状況は、本人、家族が何を心配しているのか解釈モデルを聞くことが大切と教わりました。
70歳代男性
口腔癌の術後化学療法中の患者さんです。3日間、40℃近い高熱が続くと紹介となりました。全身の紅斑があり、紅皮症と考え、皮膚科に紹介としております。紅皮症の原因について共有しました。
40歳代男性
1ヶ月前からの右大腿部痛で紹介となっております。痛みをとるときの病歴のTipsであるOPQRSTを教わりました。また大腿外側皮神経痛について、走行やなりやすい人など勉強しました。仕事の作業環境の改善もはかることが大切と学びました。

今日もたくさん勉強し、成長できた日でした。
いい秋の夜長でした。

http://sousin.club/

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